やっと我が家にセットできた薪ストーブ。
和室に入れたので、畳を2枚分取り除き、床下を補強、煉瓦を敷き、壁に煙突穴を開けた。家への持込み、リアの鉄板の加工、煙突の立ちあげは友人達にお手伝い願ってやっとセットした。
このストーブは、側面、天板の3面がソープストーン(石鹸石)でできているハースストーン社のフェニックスです。
杉、桧が燃やせる物、触媒のない物、シンプルな物、価格を条件に、最終はカタログにあった余熱の長さで選んだ。
買った後になって思えば、焚き続けりゃ余熱はあまり関係ないのでした。そう来ると、このストーブ余熱が長いだけに熱伝導がよくないので「大きな火でがんがん」焚いても、熱は煙突から出てもったいないだけ。
はじめはいらいらした、ストーブの表面温度を一定以上に上げようとしても思い通りにはあがらないし、あがっても効率は悪い、ですから料理も無理。結論は、とにかく小さな火でもいいから焚き続けるストーブだと言うことになりました。
ゆっくり焚くこと、それに石からの熱がやさしいこと、これに気付けば、いらいらした気分は楽になった。「家中が優しく暖まるだけ」だから図体の割に特別な存在ではなく、大きな薪を放り込んでおいて「ちょろちょろ燃えてりゃいいか」的存在になっていった。
しかし、最近はどうも犬達の次に家族?じゃないけど「癒し」かな。ストーブの部屋には、家族が自然に集まってくる。
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